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子宮内膜の厚さの平均値・正常値はどのくらい?

その他 2016年05月25日

子宮内膜が薄い原因と子宮内膜を厚くするためのヒント

 

子宮内膜の厚さの平均値・正常値はどのくらい?

 

不妊の原因と言われる子宮内膜が薄い現象。

原因を探る前に、子宮内膜の厚さの平均値を見てみて下さい。

内膜は排卵前の期間は1日0.5mm増殖し、

排卵後は1日あたり0.1mm厚くなると言われています。

着床の頃に最も厚くなり受精卵を迎える準備をします。

フカフカの赤ちゃんを迎えるベッドと例えられる所以です。

 

一般的には、排卵後の子宮内膜の厚さは8mm以上あるのが

望ましいようです。

理想的な厚さでいえば、10mm以上となります。

排卵後7〜10日目の厚さが15mm以上あると

さらに高い着床率が期待出来ます。

 

8mm以下の子宮内膜を「薄い」と診断します。

妊娠に必要な最低子宮内膜厚は6mmとされています。

 

 

子宮内膜の変化-300x154

 

 

子宮内膜の厚さと妊娠率の大きな関係

 

アメリカのShady Grove Fertility Reproductive Science Center Georgetown Universityの産婦人科の共同研究チームが行った研究によると(2002年から2005年にかけ、1,294周期を対象)、体外受精でHCG注射をした時の子宮内膜の厚さが妊娠率と深く関係していることを確認し、生殖医療専門誌に発表したとの報告があります。

 

治療対象である1,294治療周期のうち964周期で妊娠が確認されまました。そのうちの110周期は自然流産し、564周期は出産に至ったそうです。そして190周期は妊娠継続中です。(研究発表時)

 

子宮内膜の厚さを計測したところ、妊娠した周期の内膜厚の平均は11.9mm 対して、妊娠できなかった周期の内膜厚は平均11.3mmという結果が出ました。

 

子宮内膜の厚さが大きい方が妊娠率が高いという結果です。

 

子宮内膜が薄いと着床・妊娠しない・不妊の原因になる!?

 

厚さが8mmの場合の妊娠率は53.1%に対して、倍の16mmになると妊娠率は77%と高い数値が出ています。

出産まで至る確率は、8mmの場合44.9%に対し、16mmの場合は67.6%と上昇。

 

子宮内膜の厚さと着床率、妊娠率、出生率は密接に関係している事がわかりました。

とはいえ、内膜が6〜7mmの周期でも、質の良い胚盤胞が移植された場合は50%の妊娠率がありました。

 

子宮内膜が薄くても、卵子の質が良ければ妊娠する可能性はあるということになります。

しかし、少しでも妊娠の確率を高くしたいのであれば、10mm以上の厚さの子宮内膜と質の良い卵子を育てて「妊娠の可能性」を高くしたいですね。

 

 

子宮内膜が薄い原因

 

子宮内膜が薄い原因は黄体機能不全が考えられます。

子宮内膜は卵胞の成長と同時期に厚くなり、排卵後に黄体ホルモンと 

の働きでやわらかく厚くなり受精卵を待ちます。(着床)

黄体ホルモンの分泌が少ないと子宮内膜が厚くならず着床まで至らない事が多いです。

しかし、黄体機能不全の多くは各ホルモンの分泌現象によって内膜の成長が遅れる・薄くなるので、

各ホルモンの分泌が増えれば子宮内膜が厚くなり妊娠する確率も増えるようです。

他の原因としては内膜のホルモン受容体の感受性が悪いことも考えられます。

また、不妊治療中でクロミフェン・クロミッドなど排卵誘発剤を服用している場合、

副作用として子宮内膜が薄くなると言われています。

 

子宮内膜を厚くする方法が知りたい

 

もし、ホルモン分泌が少ない事が原因なのであれば、病院にてホルモン補充をしたり、

サプリメントでホルモンバランスを整える方法があります。

排卵にまつわるホルモンバランスを整え、良い卵子の育成と排卵をする↓ホルモンバランスが整う事で、

しっかりと卵子が育成され排卵する、基礎体温もはっきりとした高温期低温期となる↓

卵胞は黄体に変化しプロゲステロン(P4)を分泌します。P4がしっかり分泌される事で子宮内膜が厚くなります。

排卵にまつわるサイクルそのものが、すべて繫がっています。子宮内膜が薄くてお悩みの方は、排卵後の黄体期にプロゲステロンがしっかり分泌されるよう黄体ホルモンバランスを整え良い排卵をする事を目指しましょう。

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