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たんぽぽに関する論文発表紹介

たんぽぽ茶ショウキT-1について 2014年10月11日

【論文名】Pollen-pistil interactions in reproductive interference :comparisons of heterospecific pollen tube growth from alien species between two native Taraxacum species

  

 

和名:セイヨウタンポポ, ショクヨウタンポポ

 

分類群:維管束植物 双子葉 合弁花類 キク科  (Asteraceae, Asterales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)

 

学名:Taraxacum officinale

 

英名等:Common dandelion,Lion’s tooth

 

自然分布:ヨーロッパ

 

形態:

多年草。太い直根があり葉はすべて根元から放射状に出て、様々な程度に羽状に裂ける。

花茎は中空で葉をつけず、頂部に径3.5~4.5cmの鮮黄色の頭花を一個つけ、総苞は高さ2cm、総苞外片は色が淡く、つぼみの時に下方へ反り返り(在来タンポポ類では反り返らない)、内片は濃緑色で直立、いずれも角状突起が無い。

 

花は舌状花のみで、在来タンポポ類より数が多い。果実(痩果)は長さ2.5~4mm、灰褐色~茶褐色。長いくちばしの先に白色毛状の冠毛がつく。

外総苞片が反り返ることで在来タンポポ類と、果実の色が赤っぽくないこと、頭花の径がやや大きいことなどでアカミタンポポと識別可能。他のタンポポ類と雑種をつくる。日本でみられるセイヨウタンポポの8割以上は在来タンポポとの雑種との報告がある。

 

生息環境:路傍、空地、畑地、牧草地、芝地、樹園地、川岸

 

温度選好性:寒帯~熱帯

 

繁殖生態:頭状花、虫媒花、単為生殖

繁殖期:3~5月

 

生態的特性:日当たりが良い平地で弱酸性土壌に多い。肥沃地を好む。

 

日本国内移入分布:ほぼ全国

海外移入分布:南北アメリカ,アジア,アフリカ,オセアニア

 

侵入経路:食用や飼料として意図的に導入。非意図的移入(輸入物資や牧草に混入)。北海道では栽培種からの逸出。

 

侵入年代:1904年北海道で確認

 

影響:在来タンポポ類との競合,交雑.アレロパシー作用.虫,菌,ネマトーダの寄主.花粉症の原因.

影響を受ける生物:在来タンポポ類など

 

備考:外来生物法で要注意外来生物に指定された。本種を含む外来タンポポ種群は、日本の侵略的外来種ワースト100。 2011年2月22日~9月30日、情報通信技術を利用した全国調査が、富士通・愛知教育大により行われた。

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