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『着床の窓』(implantation Window)を検査する事が出来る事をご存じでしょうか?

ニュース 2017年05月10日

ERA(子宮内膜受容能検査)』

ERA(Endometrial Receptivity Array)検査とは?

反復着床不成功例に対して行う検査です。

融解胚盤胞を移植する場合、移植する日の内膜が着床可能状態にあるかどうかを、遺伝子レベルで調べる検査です。

反復着床不成功例では、内膜を着床可能な状態になっているつもりでも、遺伝子レベルでは準備が整っていない場合もあり、着床可能な状態になるまでさらに数日を要することもあります。

 

※検査周期では移植は行いません。検査をするのみです。

 

要するに「着床の窓」とは受精卵が着床できる期間でERA(子宮内膜受容能検査)とはこの受精卵が着床できる期間を調べる検査になります。

 

 

ERA1

 

 

 

ERA検査の流れ

 

1)検査の方法

 

1周期目

 

融解胚移植をするときと同様の、ホルモン剤補充周期に用いる薬を使用します。

 

 

ERA2

 

 

 

1. 融解胚移植の場合

 

1)エストロゲン製剤を月経周期2日目から服用開始

2)月経周期12日目ごろに内膜の厚さを確認

(遠方の方は、省くこともあります)

3)プロゲステロン製剤を開始して、5日目に子宮内膜組織を採取し、検査に提出

 

2. 自然周期の場合

尿中LH陽性日から7日目に検査をします。(超音波での排卵確認を併用する場合もあります)

 

検査結果

 

着床可能

子宮内膜は着床可能状態です。検査はこれで終了。次周期から同様の方法でプロゲステロン開始5日目に胚盤胞を移植します。

着床不適状態

子宮内膜が着床に適していません。2周期目の検査へ。

 

当院で採取された検体は、Igenomix (スペインの検査会社)に移送し、現地でERA検査が実施されます。検査結果が当院に届くまでには、通常2~3週間を要します。

検査結果が得られるまで2~3週間を要します。

 

 

2周期目

 

1周期目と同様の方法で行います。

子宮内膜組織の採取をホルモン補充周期は、プロゲステロン開始3~4日目、もしくは7日目(または両方)に行い、自然周期では、LH陽性から5日目頃、もしくは9日目頃(または両方)行い、検査に提出します。

 

2)子宮内膜組織採取について

 

 

ERA3

 

時間は5分程度です。
通常、麻酔は行いません。
絶食等は必要ありません。

ただし、器具挿入が困難で痛みを伴う場合には、局所麻酔にて行います。

痛みがありますが、月経痛のような痛みが一瞬あるだけです。痛みに弱い方は、事前に鎮痛剤の使用を検討しますので、ご相談ください。
また非常に稀ではありますが、全身麻酔(静脈麻酔)を希望される場合がございます。対応は可能ですが、事前に絶食等の前処置が必要ですので、強くご希望される場合はあらかじめお申し出ください。

麻酔や前処置は別途費用がかかります。

当日はシャワーのみ(入浴不可)。性交渉も不可です。

 

 

 

 

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