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タンポポT-1の視床下部 下垂体機能の活性化及び排卵促進と・・・

学会発表解説 2014年11月04日

学会発表内容はこちら

http://www.shawkeat-1.com/gakkai/286/

 

 

タンポポT-1の視床下部 下垂体機能の活性化及び排卵促進と排卵増加作用について

the 5th International Symposium on TCM Tianjin, China 2008年

 

神戸東洋医療学院 邵輝 小林里佳 早川敏弘 工藤クリニック 工藤卓 天津中医薬大学 高秀梅 宋新波 産業医科大学 柳原延章

 

 

 文献によると、中国・ドイツでは昔から卵巣機能不全、不妊症、更年期障害、切迫流産などの婦人科領域においてタンポポは若い世代から老年期まで幅広く使用されていた事が分かっています。卵巣機能不全に関しても、無月経、無排卵周期症、黄体機能不全などの臨床にタンポポが応用されてきました。

 

 タンポポT-1の作用機序としては、主として視床下部-下垂体系に作用し、下垂体から卵胞及び黄体刺激ホルモン(FSH、LH)の分泌を通して卵巣機能を賦活することが推察されています。

※タンポポT-1にはホルモン剤は含まれていないので、FSHが過度に上昇することを心配する必要はありません。

 

臨床データから生育期女性において、服用前及び服用3ヶ月後における各種ホルモンの推移について検討した結果、脳内分泌ホルモンが上昇傾向にありました。

 

泌乳ホルモン(プロラクチン;PRL)を低下させることが確認されています。

 

 卵胞ホルモン(エストラジオール;E2)黄体ホルモン(プロゲステロン;P)の上昇傾向が多く認められ、また生理痛、冷え性など自覚症状の改善が大きいものほどこの傾向が多く認められています。

 

性ホルモンの分泌量が上昇したという事は、脳下垂体からの命令が改善されただけではなく、卵巣や卵胞でのホルモン感受性の上昇、卵胞からのホルモン分泌力上昇が考えられます。

 

 またタンポポT-1により視床下部-下垂体を活性化することからCA(カテコールアミン)分泌・生合成を促進します。タンポポT-1は脳、交感神経、副腎髄質でのカテコールアミンの生合成や分泌を促進することにより、中枢神経系の興奮作用や末梢での交感神経系を亢進する事が示唆されます。神経伝達物質、NE(ノルアドレナリン・ノルエピネフリン)、DA(ドーパミン)、SR(セロトニン)の増加が確認されていますが、これらの物質は痴呆とも関係が深いとされており、タンポポT-1の薬理作用の多様性が期待されています。

 

カテコールアミンとは・・・副腎髄質及び体内の神経細胞で生成・合成される神経ホルモン。ストレス反応に重要な役割を果たすほか、神経伝達物質(アドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミン)としての機能ももっています。カテコールアミンが過剰に放出されると高血圧や動悸、頭痛などを引き起こし、逆に不足すると心身の脱力感や意欲の低下、抑うつ状態を招きます。

 

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