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【解説】ホルモンレセプター発現量増加による不妊治療への応用

学会発表解説 2015年03月12日

学会発表内容はこちら

http://www.shawkeat-1.com/gakkai/310/

 

 

ホルモンレセプター発現量増加による不妊治療への応用

 

大阪市立大学産婦人科 本田謙一

 

タンポポT-1のホルモンレセプターに及ぼす影響

 

 人には48種類の生殖器官におけるレセプターが存在すると考えられており、加齢とともにこれらのレセプターの減少が起こり、卵子の質の低下が起こっています。その証拠として、加齢とともに顆粒膜細胞が減少しています。これは脳からの命令をキャッチするためのレセプターが減少することによる結果だと考えられます。

 

生殖器官に働くホルモン

・エストロゲン受容体α・β(核内受容体)

乳腺細胞の増殖促進、卵巣排卵制御、脂質代謝制御、インスリン作用、血液凝固作用、中枢神経女性化、皮膚薄化、LDL(低比重リポタンパク)減少とHDL(高比重リポタンパク)、VLDL(超高比重リポタンパク)増加による動脈硬化抑制など

 

・プロゲステロン受容体(核内受容体)

子宮内膜や子宮筋の働きを抑制、乳腺の発達や体温上昇など

 

・卵胞刺激ホルモン受容体

下垂体前葉の性腺刺激ホルモン賛成細胞で合成・分泌されるホルモン。卵巣内でFSHは未成熟の卵胞の成長を刺激し、成熟させる。卵胞は成長するとインヒビンを分泌しFSH賛成を遮断する。男性において、FSHは精巣のセルトリ細胞のアンドロゲン結合タンパク質の産生を増幅。これは精子形成に重要である。

 

核内受容体とは・・・・細胞内タンパク質の一種であり、ホルモンなどが結合することで細胞核内のDNA転写を調節する受容体。発生、恒常性、代謝など、生命維持の根幹にかかわる遺伝子転写に関与している。人では48種類存在すると考えられている。

 

顆粒膜細胞とは・・・まだ受精していない卵子の周囲を取り巻く細胞。FSH受容体を持つ。顆粒膜細胞が少ないと卵子が成長しません。

 

実験により、タンポポT-1はホルモン受容体の発現促進が伴っていると考えられる。また、たんぽぽT-1はミトコンドリアを活性する。

 

 

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