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9.タンポポT-1はアナポリックステロイド剤使用時の副作用を抑制する

学会発表解説 2015年05月13日

日本獣医臨床医学学会
高尾動物病院

 アナポリックステロイド投与によって成熟したウマの繁殖機能に及ぼす影響(副作用)を明らかにするために、サラブレッド雄ウマに、代表的なアナポリックステロイド製剤であるデカン酸ナンドロロンを3週間隔で3ケ月間に渡り投与を行った。

初回投与後、インヒビン、テストステロン、黄体形成ホルモン(LH)の血中濃度が急速に減少し、投与後1週目からタンポポT-1を投与した。

 3ヶ月後に各ホルモン濃度を測定すると、タンポポT-1を使用した雄ウマはホルモンバランスの異常は見られなかった。タンポポT-1はアナポリックステロイド剤使用による副作用を抑制することを認めた。

アナポリックステロイド剤は男性ホルモンであるテストステロンの合成誘導体であり、男性化作用を抑え、蛋白同化作用を増加させるように作られている。アナボリックステロイドは筋肉増強剤として使用されることが主で、ドーピング薬物として知られる。短期間での劇的な筋肉増強を実現するとともに、常態で得ることのできる水準を遥かに超えた筋肉成長を促す作用から、運動選手らの間で長年にわたり使用されてきた。

古くからウマで用いられている一般的なアナポリックステロイド剤はナンドロロン製剤で、臨床治療、成長促進および運動能力の改善に広く使用されている。アナポリックステロイド剤の長期間もしくは大量投与は、フィードバック機構により雄の繁殖機能に悪影響を及ぼすことが知られており、精巣の萎縮や精子数の減少などが報告されている。これらの副作用は、アナポリックステロイド剤により、下垂体性腺刺激ホルモンである黄体形成ホルモン(LH)および卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌が抑制された結果、精巣機能が低下するために生じると考えられている。

 ステロイドの服用によって自身でのホルモン分泌を抑制してしまうと考えられています。タンポポT-1によってホルモン分泌を助ける事で、本来のホルモンバランスを取り戻すと考えられます。

dannsei

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