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ほ乳ビンにビスフェノールA

豆知識 2014年10月17日

 たとえば、環境ホルモンの一種であるビスフェノールAがほ乳ビンに含まれていたという次のような記事が、新聞に掲載されたことがありました。

 

 『プラスチックの一種のポリカーボネート製のほ乳瓶から、野生生物の生殖機能に悪影響を与えるといわれている内分泌攪乱物質(環境ホルモン)のビスフェノールAが溶け出していることが25日、市民団体「日本子孫基金」(東京)の依頼を受けた横浜国立大学環境科学研究センターの実験で分かった。

 

 同センターの検査によると、市販の6銘柄のプラスチックほ乳瓶と1銘柄のガラスほ乳瓶に95度の熱湯を入れ、26度に冷ました後で調べたところ、プラスチックほ乳瓶の全6銘柄から、3・1~5・5ppb(ppbは10億分の1)のビスフェノールAを検出した。

 

 ビスフェノールAは乳がん細胞を増やすことが米国の研究で分かり、ごく微量でも女性ホルモンのような働きをするといわれている。今年7月に環境庁がまとめた報告書では、米国のフロリダ半島で雄ワニのペニスが小さくなるなど、野生動物の生殖障害を引き起こす内分泌攪乱物質として薬70種類の物質を列挙。ビスフェノールAもリストアップされている』(1997年9月26日付毎日新聞)

 

 最近では、プラスチック容器を繰り返し使用したり、熱を加えたりすると、何らかの化学物質が溶け出す場合があることが分かってきたので、ヨーロッパの一部ではペットボトルの使用を法律で全面禁止する動きさえ出てきました。

 

プラスチック容器はみなさんのご家庭でも、電子レンジで食品を温めるときに使用する場合がしばしばあると思います。「電子レンジ可」などの表記があるものでも、まだ知られていないような化学物質の影響を受けているかもしれません。

 

プラスチックには体内に取り込むと危険な2つの化学物質があります。フタル酸類とビスフェノールA(BPA)です。

 

フタル酸類はポリ塩化ビニル(PVC)の柔軟性を高め、熱を加えると溶け出すと言われています。知らず知らずの内に食べ物と一緒に体内に摂取すると、ホルモンバランスが乱れる可能性があります。

 

ちなみにビスフェノールA(BPA)は2012年7月に米食品医薬品局がほ乳瓶に使用する事を禁止しています。便利な事はいい事ですが、何かと引き換えである事を忘れないで下さい。

 

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